TIGER & BUNNY オンエアジャ

東京ゲームショウ2010のセガブースにおいて、Xbox 360用ACT『電脳戦機バーチャロン フォース』のステージイベントが行われたので、その模様をレポートする. 本作は、人気ロボットACT『電脳戦機バーチャロン』シリーズの3作目である同名ソフトをXbox 360に移植したもの. シリーズで初めて2on2バトルを採用し、リーダー制やレスキューダッシュなどの独自システムが搭載されている作品だ. 移植に際して、Xbox LIVEを用いた最大4人での通信対戦に加えて、フレンドとともに戦う協力プレイも可能になっている. ステージに登場したのは、亙重郎プロデューサーと、バンプレソフトの『スーパーロボット大戦』シリーズの寺田貴信チーフプロデューサー. 2人はPS2電脳戦機バーチャロン マーズ』の時に企画で対談して以来、飲み仲間なのだという. イベントは、スクリーンに表示されたお題にそって2人がトークしていくという流れで進行した. ステージに姿を見せた亙さんは「ガラガラだったらどうしようとビビっていましたが、たくさんの人に来てもらい、ありがとうございます」と、コメントした. 最初のお題は"ロボット、ロボットゲームに目覚めた時は? "というもの. 寺田さんは劇場用アニメ『マジンガーZ対暗黒大将軍』をチョイス. その後、『超電磁ロボ コン・バトラーV』や『大空魔竜ガイキング』、『機動戦士ガンダム』などにはまっていったという. そんな寺田さんに対して、亙さんはロボットアニメを見て育っていないことを告白. 会社に入ってから『鉄人28号』や『ガンダム』などをまとめて見たのだとか. 亙さんが、作品を作ることを考えさせられたのは、TVアニメ『機動戦士Vガンダム』だという. 実は寺田さんも、この作品に対しては思い入れがあるようで、趣味と仕事の両方で「バリバリに楽しんだ」と付け加えた. "お互いの作品をどう思う? "という質問に、最初に答えたのは亙さん. スーパーファミコンで発売された『第3次スーパーロボット大戦』で初めてシリーズに触れたそう. ヒーローが総出演していること、なんでもありの外連味(けれんみ)のバランスがよいことから、力を感じたと当時を振り返る. その後、シリーズを重ねていき、亙さんの予想通りに『スパロボ』はビッグタイトルへと成長した. 寺田さんは、初代にあたるAC『電脳戦機バーチャロン CYBER TROOPERS VIRTUAL-ON』からテムジンをメインに使っているそう. ゲームデザインについては、カトキハジメさんのデザインするメカや、ツイン・スティックだけで動かす操作性に、斬新さを感じたらしい. 2作目の『電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム』の時には、社内でスタッフから袋叩きにあっていたとか. プロデューサーという立場なのに、スタッフから「本当にヘタですね」と言われたことを明かし、皆を笑わせた寺田さん. さらに『電脳戦機バーチャロン フォース』の時には、相棒から「あなたとはもうやりたくない」と宣言されたほどだとか. しかし、今回のコンシューマ移植でようやくじっくり練習できると、うれしそうだった. そんな『電脳戦機バーチャロン フォース』の移植について亙さんは、"9年目の奇跡"と称しているという. アーケードのゲームが9年経ってから移植されることは、まずないそうだ. 開発もスタッフが力を入れており、知らない間にシステムが追加されていることもあると話す. 事後報告で「グラフィックアレンジや予約特典を入れておきました」と言われ、驚いてばかりだと説明した. そんな本作の予約特典は"フェティッシュ解放コード"というダウンロードコード. ゲーム中に登場する女性型バーチャロイド"フェイ・イェン"系列と"エンジェラン"系列のチェスト・シェル(胸部パーツ)"ソーラクス"を変えることができるものだ. この開発経緯について亙さんは、ふざけてやろうと思ったのではなく、プレイヤー比率がほぼ男であることや、自分も健全な男であることを、しどろもどろになりながら説明. 寺田さんから「おっぱいが好きっていえばいいじゃん! (笑)」と突っ込まれると、「そうなんですけど」と笑いながら返答した後、大きさの好みがあるので、突き詰めていくとコレを出さざるを得なかったと、あくまでマジメに(! )説明した. 9年前のタイトルということで、やはり開発スタッフにも不安があったという. 「ユーザーには届いてもらわないと困る! 」と力説した後で、一部の濃いユーザーに向けてシステムリンクを搭載したことを公開した. 会場からは歓声があがったが、Xbox 360本体を4台、ソフト4つ、モニター4台を一堂に会する必要があるという男らしい仕様. これについては、あえてそうした仕様にしているようだ. ここで寺田さんから亙さんに「シリーズの続編は出ないの? 」という質問が投げかけられる. 何本か企画を出していて、寺田さんと一緒にやる斬新な企画もあるようだ. しかし、残念ながら現在は止まっているという. 今はチャンスを狙っているようなので、「まずは『電脳戦機バーチャロン フォース』を楽しんでほしい」とメッセージを送った. 次の質問は"両者のコラボレーションの可能性"について. 先ほど、亙さんの口から明かされてしまったため、苦笑いしてしまう両者. 『スーパーロボット大戦』シリーズに関しては、以前に「機体数が少ない」と『バーチャロン』ファンからお叱りがきたのだという. 今はないが、野望の実現は飲みながら決まることが多いということで、「また一緒に飲みながら野望について話しましょう」と締めた. 限定版『メモリアルボックス15』のイラストが公開された. ゲームソフトに加え、歴代シリーズ4作を網羅した6枚組アルバム『電脳戦機バーチャロン オフィシャル サウンドデータ 4×6』や、15年の歴史を余すところなくアーカイブしたデータBOOK『電脳戦機バーチャロンクロニクル15』など、豪華アイテムが同梱されたスペシャルパッケージだ. 亙さんは、「ようやく移植されます. (ちょうど、通路を挟んで反対側のマイクロソフトブースのモニターで本作の映像が流れる)... 時代を感じますね. 9年間待っていただいたのは"異常"です. タイトルの力もあると思いますが、ファンの力があったからこそ. ありがとうございました! 」と、集まったファンにコメントした. 続いて寺田さんは「ようやくこれで、知らない人にボコられずにすみます(笑)」と語った後で、11月25日にDS『スーパーロボット大戦L』を発売することを告知. 「年末はロボット漬けですね」とアピールして、イベントは終了となった. 最後に亙さんからのリクエストで、同氏が「バーチャロン! 」と叫んだ後に、「フォースゥ!!」と叫ぶ、コール&レスポンスが行われた.

バンダイナムコゲームスは、9月20日に発売するPSP用ソフト『TIGER & BUNNY オンエアジャック! 』の新たな情報を公開した. 本作は、9月22日に劇場版の公開を控えているTVアニメ『TIGER & BUNNY』を題材にしたソフト. プレイヤーは主人公であるワイルドタイガーを操作して、パートナーであるバーナビーと連携しながら、さまざまな事件に挑む. 物語はTVアニメ版のシナリオに沿って進行していき、アクションパートでは仲間のヒーローとともに、さまざまなミッションをクリアし、犯人を確保する. 公開されたのは、新たな登場キャラクターや、ゲームシステムの情報だ. 登場キャラクター ロックバイソンやファイヤーエンブレムといったヒーローや、原作でヒーローたちの前に立ちふさがったジェイクやルナティックといった敵たちもボスとして登場する. ロックバイソン ファイヤーエンブレム ジェイク ルナティック →システムの続報を紹介! ヒーローとのキズナレベルが上がると... ? (2ページ目へ). SNKプレイモアが手掛けるアーケードゲームザ・キング・オブ・ファイターズ XIII クライマックス』が、本日4月26日から稼働している. 本作は、アーケード版からシステム・キャラクターを再調整した家庭用『ザ・キング・オブ・ファイターズ XIII クライマックス(以下、KOF XIII)』を、さらにブラッシュアップしたもの. 家庭用でしか使用できなかったビリー・カーン、斎祀(サイキ)・変身前、ネスツスタイル京、炎を取り戻した庵、Mr.カラテの5キャラクターが参戦し、総勢36キャラクターの中から自由にチーム編成を行える. また、家庭用『KOF XIII』から追加された新規ステージ、一部キャラクターのエクストラコスチューム追加、トレーニングモードの機能強化など、ゲームシステム・バランス面以外も強化されている.