ジミー チュウ」、コンテンポラリー・アー

ヴィヴィアン・ウエストウッドは、先シーズンに続き、フォトグラファーのヨーガン・テラーを起用して10年秋冬キャンペーン広告を制作した. 今シーズンのゴールド・レーベルコレクションからインスピレーションを受け、撮影場所は「PrinceCharming」をテーマに、ハンプトンコート宮殿が舞台とした. デザイナーの ヴィヴィアン・ウエストウッド は「PrinceCharming」について「はじめに制作したジャケットを見たとき、肩の辺りの雰囲気やそのプロポーションから、パントマイムをしている着想を得ました. そしてそれを"SleepingBeauty(眠り姫)"とするか、それとも"Prince Charming(王子)"にするかで迷い、最終的には"PrinceCharming"と名づけることにしました」 「コレクションに登場したファーストルックのコートはそのジャケットを進化させたものです. お気づきになるかもしれませんが、この特徴は"PrinceCharming"の青いタイツからきています. あなたは今回のショーで、『ヘンゼルとグレーテル』やグリム童話に出てくる"黒い森"の住人たちに出会うことになるでしょう」と語っている. ジミー チュウ」は、2013年クルーズ・コレクションで、コンテンポラリー・アーティストのロブ・プルーイット氏とのコラボレイションによるカプセルコレクションを発表する. コレクションは2012年11月より、世界の「ジミー チュウ」直営店やオンラインショップで発売される予定だ. アイテムはシューズやバッグ、レザーの小物を取り揃え、いずれもロブ氏の陽気でウイットに富んだ作品と同様、オリジナリティに溢れたデザインになるという. 「ジミー チュウ」のクリエイティブ・ディレクターであるサンドラ・チョイとサイモン・ホロウェイは、デザインのコンセプトを考える過程において、常に現代美術を参考にしているという. 今回のコラボレイションに関しては、「プルーイット氏のエネルギーや大胆に柄を使ったカラフルで楽しいグラフィックに魅了されました. 『ジミー チュウ』のデザインと彼の作品には、奥深いところで通ずる要素があるように思います」とコメントした. ギャルリー・ヴィーの自由が丘店にて、チュニジアのブランド「Baraa(バラ)」のストールコレコレクションが7月31日(日)まで展開中だ. 丸の内店では、8月8日(月)から8月21日(日)まで開催される. 「Baraa」のデザイナーは、チュニジア出身. 10年間通訳としてヨーロッパで活躍した後、チュニジアに戻り、ライフスタイルショップやリネン類のデザインを始めたという多才な女性だ. ストールのコレクションは、コバルト色の海、広いパティオと時を経て褪せた多色のモザイク模様のタイルなど、チュニジアの自然から生まれた伝統的な生地に洗練されたヨーロッパテイストをプラスし、すべてハンドメイドで細やかに作られている. カラーはペールトーンから、インパクトのあるヴィヴィッドまでオリジナルのカラーパレットで揃う.