マナカとトイカ相互利用開始 東海地域の交

野田政権は17日、ベトナムから受け入れる看護師・介護福祉士候補者の日本語研修費用を来日前も含め全額負担することを決めた. 今月21日に東京都内である野田佳彦首相とベトナムグエン・タン・ズン首相との会談で合意する. 候補者は、早ければ来年中に受け入れが始まる. 2009年に日本とベトナム経済連携協定(EPA)が発効したのを受け、日本政府内で受け入れ条件を検討. その結果、ベトナムで看護課程を修了または看護師資格を取得した人▽来日前に日本語研修を1年間行い、日本語能力試験でN3レベル以上を取得した人――を候補者の対象とすることを決めた. 現地での研修費用は日本政府が全額負担し、ベトナム政府が施設を提供する. EPAにもとづく看護師や介護福祉士を受け入れるのは、インドネシア、フィリピンに続いて3カ国目. これまでの候補者は、来日後に研修を受ける日本語の難しさが壁になり、国家試験の合格率が低迷している. ベトナムとの間では、来日前の語学研修を充実させる方向で調整していた. 名古屋鉄道名古屋市営地下鉄・バスなどのICカード乗車券「manaca(マナカ)」とJR東海の「TOICA(トイカ)」の相互利用が21日、始まった. 他地域に比べ、遅れていた東海地方の公共交通機関利用者の利便性が、これで一気に高まりそうだ. これからは、マナカかトイカ、どちらかのカードが1枚あれば、鉄道はJR東海名鉄、市営地下鉄、豊橋鉄道あおなみ線が、バスは名鉄バス(高速バスなどのぞく)、市営バス、名古屋ガイドウェイバスが乗り継ぎできる. 名鉄線沿いに住む名古屋市中村区の会社員、村上昇さん(63)は、写真撮影が趣味. これまでは名古屋駅でJRに乗り換え、豊橋駅などまで撮影に行くときに2枚のカードが必要で不便だったという. 「これからは1枚で済む. ルブタン ブーツ やっと便利になった」と話した.