陸上の為末、今季限りで引退表明

10日の民主党代議士会で、細川律夫代議士会長が「議員が意思統一する大事な会なのに、緊張感に欠けている」と苦言を呈した. 衆院本会議前に議案の説明などがされる場だが、開始時には全体の2割弱の50人程度しかいなかった. 直前に党内各グループの会合が開かれていたこともあり、遅刻が続出. 終了直前に姿を見せた前原誠司政調会長も、ばつが悪そうな顔を見せた. 温厚な人柄で知られる細川氏も堪忍袋の緒が切れたようで、「みなさんで声をかけ合い、出席をよろしく」と注意した. 陸上男子400メートル障害で、世界選手権で2度の銅メダリストになった為末大(CHASKI)が2日、今季限りでの引退を表明した. 「今年で終わりというのは決めていました. 五輪に行っても五輪で終わり、行けなければ日本選手権で引退します」と語った. 2008年北京五輪以降、400メートル障害の選手に多いアキレス腱(けん)の故障に悩まされ、レースに出場することも厳しい状況だった. 34歳の為末は広島皆実高、法大、大阪ガスと進み、03年に実業団を退社. プロ選手となってからは、日本の選手としては珍しく、欧米の賞金レースを転戦しながら力を磨いた. 五輪には00年シドニー五輪から3大会連続出場. 世界選手権では01年エドモントン大会、05年ヘルシンキ大会で銅メダルを獲得した. 01年にマークした47秒89は現在も日本記録. マチ☆アソビvol.6で"アガレスト戦記