キャンベラ、豪州勢初V プロ野球・アジア

坂名信行】プロ野球のアジア各国優勝チームなどで争うアジアシリーズの決勝が20日、台湾の台中であり、豪州のキャンベラが14―4で台湾の統一に勝ち、2011年から参加した豪州勢で初の優勝を果たした. キャンベラは1点を追う7回、5長短打と犠飛で一挙5点を奪い、逆転. 8回には6安打6得点で突き放した. (台中). 私はスポーツによって救われた」. 今年9月、国際オリンピック委員会(IOC)総会では、パラリンピック走り幅跳び選手の佐藤真海さん(31)のスピーチが大きな反響を呼んだ. インタビューを通じて達人から学ぶ「乃木坂が聞く! 」第8回. 深川麻衣(22)と堀未央奈(17)が、2020年の東京五輪パラリンピックを引き寄せた「時の人」に迫った. 「乃木坂と、まなぶ」トップ ■心からの言葉で、思い伝える 深川・堀「今日はよろしくお願いします」 佐藤「よろしくお願いします. 2人ともかわいい(笑)」 深川「五輪・パラリンピック招致の最終プレゼンテーションに感動しました. その時の思いを改めて聞かせて下さい」 佐藤「私はスポーツに救われました. 小学校では水泳、中高は陸上部で、大学ではチアリーディングをしていましたが、大学2年生の時、骨肉腫にかかり右足を失ってしまった. この先どうやって生きていけばいいのか正直不安でしたが、悲しさやつらさを振り払うように走り始めてから、心から笑えるようになりました. パラリンピックにも3大会(アテネ・北京・ロンドン)出場して、震災後もスポーツの力を日本中で分かち合うことができた. 日本だからこそオリンピックムーブメントを世界に広げられるという思いを込めました」 堀「私は緊張する方です. スピーチの前はどんな心境でしたか」 佐藤「すっごく緊張しました. じっとしていると駄目なので常に口を動かしていましたね. 空き時間にしゃべる練習をして、壁に向かって、鏡に向かって、時にはジムでバイクをこいでリラックスしながら練習しました」 深川「英語は元々得意だったんですか」 佐藤「今まで積極的には使っていなかったけど、この1年、2年は海外で1人で武者修行して、大会の申し込みから全部1人でやろうと決めました. 最初はハローくらいしか言えない. でも、徐々に自分からコミュニケーションを取ったり質問したりしないと何も出来ないという状況に追い込みました. 最初は何を言っているのか分からなかったけど、継続しているうちに徐々に聞けるようになりました. 途中で気持ちを切らさずにやり続けたら、昔、中学や高校で勉強した記憶がよみがえってきました」 深川「追い込みながらやっていくことが大事なんですね」 佐藤「アスリートとして緊張と向き合う経験がプレゼンにも生きたし、笑顔には緊張を和らげる力があると思いました. 皆さんは緊張したらどうするんですか」 深川「ライブの前はすごい緊張するんですけど、人数が多いグループなので助け合える. みんなで『よし、がんばろうね』とか言っています」 佐藤「一回一回緊張しますか」 堀「すごい緊張します. 毎回どうしようって、いつも下を向いて. でも、いざ(ステージに)出ると開き直って頑張ります」 佐藤「そういう時に自信になるのは、日頃からの練習. スポーツと一緒ですね. どの分野でも胸を張ってステージに立つためには、日々の見えない努力が大事なんですよね」 堀「佐藤さんは、プレゼンがうまくてすごいなと思います. 私たちもライブでファンの方に語りかけることがありますが、どうしたら上手にできますか」 佐藤「私も上手じゃないからあまりアドバイスできないんだけど... . 一人ひとりが話す機会があるの? 」 深川「ライブだと自己紹介や、メンバーがトークする時間があります. いまだに緊張してしまうんです」 佐藤「踊りよりも? 」 深川「踊りよりもしゃべりのほうが緊張します」 佐藤「私も走っている方がいいなと思いますよ(笑). でも、心からの気持ちって伝わるんですよね. ふだん歌や踊りでパフォーマンスを見せるのもあるけど、思いを伝えるのも大事じゃないですか. こんな風に話しなさいと言われたことじゃなくて、心から出てくる言葉だと伝わるのかなと思いますね. 私も自分に言い聞かせています」 堀「すごい勉強になりました」 ■未来が一気に見えなくなった 佐藤さんも10年前はもがき苦しんでいた. 元気いっぱいのスポーツ少女が、突然の病にかかり、右足切断を余儀なくされたからだ. 深川「佐藤さんは、どんなお子さんだったんですか」 佐藤「小学校の時からマミスケって言われていて」 深川・堀「かわいい」 佐藤「やんちゃなイメージでしょ. スポーツが大好きで休み時間になると男の子に交じって、校庭でドッジボールしたりサッカーしたり. 宮城県気仙沼市出身で、自然の中でのびのびと体を動かしていました. 頭を縫ったり血を出したり、けがもしながら体の動かし方を覚えていきました」. 堀「チアリーダーをしていた大学生の時、突然骨肉腫を発症して右足を切断されました. その時の話を聞かせて頂けますか」 佐藤「今、深川さんが22歳、堀さんが17歳か. もし2人が一生懸命ダンスをしている中、生きていくために足を失わなければいけない状況になったらどう思いますか. 大津智義】農林水産省は31日、コメ価格を維持する生産調整(減反)制度の廃止案を自民党に提示した. 国がコメの生産目標を割り当てる現行の仕組みを見直して農家が「主体的な判断」でコメの生産量を決められるとし、コメ農家への補助金見直しも明記した. 政府が11月末にまとめる農業改革の計画に盛り込み、来年度から数年間で実施する方向. 「コメ余り」で40年以上続いた減反政策が大きな転換を迎える. この日の自民党の農林部会などの合同会議で農水省側が資料として提示した. 具体的な見直し案が明らかになるのは初めて. 農水省案は「生産者などの主体的な経営判断や販売戦略に基づき、需要に見合ったコメ生産の実現を図る環境を整備する」と減反廃止を明記. これまで国はコメの需要予測に基づき毎年都道府県ごとに「生産数量目標」を設定してきたが、国の関与は需給見通しなどのデータ提供にとどめ、地域ごとに生産者が判断できるよう切り マチ☆アソビvol.6で"アガレスト戦記替える.