ディズニー最新作『シュガー・ラッシュ』に

ディズニーは、新作アニメーション映画『シュガー・ラッシュ』を3月23日より全国の映画館にて公開する. 『シュガー・ラッシュ』は"ヒーローになりたい"ゲームの悪役キャラクターが、"ゲームの裏側"の世界で繰り広げるファンタジー・アドベンチャー映画. 昨年、全米で公開されると、他を引き離す圧倒的な成績で全米オープニング興行成績第1位の大ヒットを記録した(これはディズニー・アニメーション史上最高の歴代No.1にあたる). さらに第85回アカデミー賞の長編アニメーション賞にノミネートされるなど、まさに、ゲーム版『トイ・ストーリー』とも言われている. そこにはユニークな設定と、ディズニー・アニメーションならではの"友情や絆"という普遍的なストーリーが共感を呼び、男女を問わず子どもからゲームとともに育った親の世代まで幅広い支持を受け、名実ともに傑作として称賛を受けている. しかし、『シュガー・ラッシュ』が全米でなぜこんなにも支持を受けたのか? その理由の1つは実際のゲームキャラクターの登場にある. 監督であるリッチ・ムーア氏は、プレイしていない時のゲームキャラクターたちは何をしているのか、という『トイ・ストーリー』のアイデアにも通ずるユニークなアイデアを思いついた. 実際のゲームのキャラクターの登場が『シュガー・ラッシュ』には不可欠だった 「ゲームを主題にした映画を作るにあたって、あのキャラクターたちを避けて通ることはできませんよ. 彼らなしでこの映画を作るなんて考えられませんでした. 」という強い思いを語るリッチ氏. 彼はプロデューサーであるクラーク・スペンサー氏とともにロサンゼルスで開かれたE3(ゲームの見本市)へ赴き、実際にゲーム会社と交渉を行った. クラーク氏は「実際にあるゲームやゲームキャラを映画に登場させたいというのが、監督たっての希望だったのですが、プロデューサーとしてはやはり、それぞれの使用権をすべてクリアしなければならないのか、というのが心配の種でした. 」と語っている. しかし、クラーク氏の心配を他所に各ゲーム会社の反応は上々で大いに乗り気だった. この反応に「ホッとしましたよ」と胸を撫で下ろした. ただ、ここからは本当に大変な作業が始まった. ゲーム会社各社にはキャラクターのデザインはもちろん、その動きの一挙手一投足・登場シーンなど製作の全工程にみっちりかかわってもらったという. ゲーム会社へのチェック提出により作業工程は2倍に クラーク氏はこれらの作業について、「任天堂KONAMIなど、すべて日本の会社ですから、チェックしてもらうために映像素材をいちいち日本に送るだけでも大変でしたよ. 監督のOKが出たあと任天堂にチェックしてもらい、返ってきたコメントを反映して修正. それを監督に戻し、再度任天堂にバックする、という具合に2倍の手間がかかるわけですから、作業もおのずとスローダウンしてしまいます. 」 「ただ、人気キャラを知り尽くしたゲームファンらにも、入念なリサーチのもと忠実に再現しているということをアピールしたかったんです. ゲームを実際に作った人たちだからこその豊富なキャラクター知識も大いに役立ちました. 例えばクッパがどんな風にコーヒーカップを握るのか、「ストリートファイター」のキャラクターがどんな歩き方をするのか、といったことはゲームの中じゃ分かりませんが、映画では重要なディテールです. 」と語った. 各ゲーム会社にはゲスト出演ではなくパートナーとして映画に携わってもらった リッチ氏は「ゲームの制作元と交渉する際には、本当の意味での創作パートナーとしてこの映画に携わって欲しいという意向を、きちんと理解してもらえるよう努めましたし、その通り密接な協力体制で取り組みました. 」と述べた. このように『シュガー・ラッシュ』は紙の上での契約だけにとどまらない、ディズニーと日本のゲーム会社が企業の垣根を越えた作品である. "キャラクターを大事にする気持ち"が通じ合い、共同で制作された結果生み出された、まさに日米ハイブリッドの傑作といえる. なお、公式サイトでは『シュガー・ラッシュ』の予告動画も公開. 動画内では『スーパーマリオ』シリーズからクッパ、『ストリートファイター』シリーズからザンギエフとベガ(北米での名前はM.BISON)といったそうそうたる悪役が登場し、ラルフらとの交流を繰り広げている. これらの名前に興味が出た人は公式サイトに行ってみてほしい. □□ STORY □□ ゲームの世界の掟... それは悪役はヒーローにはなれないこと アクションゲームの悪役キャラクターであるラルフの願いは、みんなに愛されるヒーローキャラクターになることだった. ある日、ついにラルフは我慢ができなくなり、自分のゲームを飛び出してしまう. 迷い込んだのはお菓子の国のレースゲーム"シュガー・ラッシュ". そこでラルフが出会ったのは、不良プログラム(バグ)であるためにレースに出場できない少女ヴァネロペだった. 嫌われ者のラルフと、仲間はずれのヴァネロペ──孤独な2人は次第に友情の絆で結ばれていく. 主人公のラルフは、『シュガー・ラッシュ』の世界で不良プログラムの少女・ヴァネロペと出会い、友情を深めていく. だが、ラルフの脱走はゲームの掟に反し、このままではゲームの世界全体に災いをもたらすことになってしまう. ゲーム・キャラクターたちがパニック状態に陥る中、ラルフは"シュガー・ラッシュ"とヴァネロペに隠された恐るべき秘密を知ってしまう. はたしてラルフはヴァネロペを救い、ゲーム界の運命を変えることができるのだろうか? ヴァネロペは、ゲーム内で不良プログラムとして扱われているためゲームに参加できず、他のキャラクターから疎まれている. そして彼は、"本当のヒーロー"になることができるのだろうか... ? ゲームの世界の掟 1."悪役"は"ヒーロー"になれない 2.他のゲームへの"無断侵入"禁止 3.他のゲームで死ぬと"二度と"復活できない 4.他のゲームへの"アイテム持ち出し"禁止 5.この掟を破ったゲームは、人間によって"破棄"される (故障とみなされたため電源プラグを抜かれてしまう).

バンダイナムコゲームスから、8月29日に発売されたPS3用ソフト『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』の全キャラレビュー企画. 今回の記事では、第3部の主人公であり、作中屈指の人気を誇る空条承太郎をプレイしてみた感想をお届けする. 担当: あべくん 好きな部: 第4部"ダイヤモンドは砕けない" 好きなキャラ: 噴上裕也、ファニー・ヴァレンタイン 連打でコンボ数を稼げ! オラオラオラオラ!! 第3部"スターダストクルセイダース"の主人公、空条承太郎. 彼は『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの代名詞とも言える"幽波紋(スタンド)"が初登場したこの第3部において、"打倒DIO"を掲げて長きにわたるエジプトへの旅路を、仲間とともに進むことになります. 無愛想な性格で"いわゆる不良のレッテルを張られている"彼ですが、本来は正義の心を持った熱い男. 帽子のつばに手を掛けての「オレが裁く! 」. 吐き気のする悪を叩き潰してくれることでしょう. 圧倒的なパワーとスピードに加え、時を止める能力までも修得したスタンド、スタープラチナを操り戦う承太郎は、第3部だけでなく第4部、第6部でも、巨悪に立ち向かっていくのです! スタープラチナは強力なラッシュを放つコマンド技を多数持つので、近接戦闘では無類の強さを誇ります. 正面にスタンドを突進させラッシュを繰り出す"オラオラッ! "はヒット後にボタンを連打することでヒット数、ダメージを増加できますし、斜め上方向にラッシュを繰り出す対空技"つけの領収書だぜ"、スタンドの指を伸ばして攻撃し、スタンドの指を伸ばしてガード不能の攻撃を繰り出し、スタンドラッシュを発動すれば本体と同時攻撃も可能な"流星指刺(スターフィンガー)"など、使いやすい技が多いのも特徴です. さらに敵のスタンド・ジャスティスを吸い込んだ時のように大きく息を吸って相手を引き寄せる"一呼吸するうちだッ! "で、自分の得意な距離に勝負を持ち込むことも可能. 極め付けは"おれが時を止めた... "で一方的に攻撃できるなど、"最強"の名に恥じぬ力を持ったキャラに仕上がっています! 時を止めている最中は一方的に攻撃可能! 時が動き出すまで、相手は手も足も出せないッ!! ハートヒートアタック(以下、HHA)の"オラオラオラオラッ! "は高速のラッシュ! 「ぶっとびな」のセリフとともに相手は吹っ飛んでいきます. グレートヒートアタック(以下、GHA)は時を止めてから超高速のラッシュを相手にたたき込む"てめーはおれを怒らせた". 攻撃前の「ブチかますぜ! 」のセリフが最高にクール! 相手との距離をいかに詰めるかがカギ? 接近戦はまさに"最強"だ!! 承太郎自身の移動スピードが非常に速いうえ、発生の速いコマンド技を数多く持っているので相手との距離を詰めつつ接近戦に持ち込むというのが基本戦法かと思います. 飛び道具は一切持っていないので、遠距離戦を得意とする相手に対しては持ち前のスピードを生かして接近していくことが重要になりそうです. 時を止めることで一方的に相手を攻撃できるというのは非常に魅力的ですが、ハートヒートゲージの消費も速いので、GHAの大ダメージに賭けたい場合は控えていくことが大切かも? 通常技、コマンド技ともに強力なので、距離を詰めてからは強引に攻め込めるのが大きな魅力. 基本的にずっとポケットに手を突っ込んでいる承太郎のように、冷静にクールに相手を殴り飛ばしましょう!! プッチ神父のレポートはこちら.