アシッド映画館11月特番

アシッド映画館レギュラー放送枠復活に黄色信号点滅か? そんな不安要素がさらに大きくなった今回の特番放送. 番組内容はアシッド映画館らしく非常に面白かったのですが、恐らく私を始め多くのアシッドリスナーのみなさんは番組存続に対する不安要素が取り除かれるどころか、逆にさらに大きくなってしまったのではないでしょうか. 番組冒頭のタイトルコールで平野センセの御声がない時点で「うわぁ」と嘆いた方も多かったはず. 鳥居さん曰く、今回は平野センセのスケジュールがどうしても合わなかったということですが、「どうしても」を強調するあたりアシッドリスナーとしては「どうしても」深読みせざるを得ないんですよね. また平野センセに何らかの圧力が掛かっているのではないか? とかと. さらに公式HPのお知らせが消えていたことに対する釈明や先日の 関学での学園祭イベント に対するコメントもなし. リスナーを何よりも大事にする番組だけに、いくら30分という放送時間の短さを考えても「何もコメントなし」というところは妙に引っ掛かります. さらに番組終了間近に来月の予告をすることもなし. リスナーへのプレゼントなどのお知らせもなし. そして少しは期待していた2009年シネマグランプリの開催予定も今のところなし. せめて次回放送の可能性を示唆してくれるとか、「次からは公式HPに消えないようにちゃんとアップしときます」とかのコメントを出してくれないと、本当にこれが最後の放送にならないかと心配になるんですよね. ただ今回の特番は本当に面白かったです. やっぱりアシッド映画館は本当に面白いと思える内容に大満足でした. 特に他の番組なら1作品あたり10分以上掛けて紹介する『イングロリアス・バスターズ』や『2012』をそれぞれ4分ほどで紹介してしまう一方で、他の番組ならそれこそ4分程度で紹介する『曲がれ! スプーン』を監督と脚本家のインタビューを含め15分掛けて紹介してくださるんですから. こういう知名度なんて関係ない! いくら知名度が低くても本当に面白い映画をたっぷりと時間を掛けて紹介するんや! という、アシッド映画館ならではのスタイルが健在だったことは凄く嬉しいです. ですから私も来週末は『曲がれ! スプーン』を必ず見ます! そしてやっぱりアシッド映画館の魅力を一番感じたのは 『ゼロの焦点』 の紹介で、「本田博太郎」さんの名前だけを連呼したこと. アシッドリスナーならここで爆笑された方も多いのでは? 私はもちろん爆笑させていただきましたよ. そんな訳で大作よりも本当に面白い映画を紹介することに魂を掛けて下さっているアシッド映画館の灯を消さないためにも、平野秀朗センセや鳥居睦子さんにはリスナーに頼るべき時は遠慮なしに頼っていただきたいです. アシッドリスナーならアシッド映画館存続の灯を消さないためなら、イベント参加でも募金でもスポンサー探しでも何でもします! 何なら京都のカフェ・ド・念力に赴いて超能力者を探すことだってしますよ! とにかく来月もアシッド映画館の特番放送があることを神様に祈りつつ、これからも公式HPや「2ちゃんねる」で情報を集めていきたいと思います. 深夜らじお@の映画館 はアシッド映画館存続のためなら喜んで募金します.

ドイツ映画の『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』が長瀬智也さん主演で邦画でリメイクが進行している昨今、20世紀FOXがアカデミー作品賞候補にもなった『サイドウェイ』を日本映画でリメイクするそうです. ただこのリメイク内容がどうも合点のいかないものなんですよね. というのもリメイク版もオリジナル同様にカリフォルニアを旅しながらワインを楽しむという内容になるからです. ポール・ジャマッティとトーマス・ヘイデン・チャーチという地味な俳優が主役ながらも、マイケル・マドセンの妹(←娘だと思ってました)であるヴァージニア・マドセンも出演していた『サイドウェイ』は、『アバウト・シュミット』のアレクサンダー・ペイン監督の素晴らしさで十分楽しませてもらった大人の映画. でそのリメイク版は小日向文世さんがアメリカ在住の生瀬勝久さんの結婚式に参加するために渡米. 菊地凛子さん、鈴木京香さんとともにオリジナル同様にワイナリーを回る旅をする内容だそうですが、なぜにカリフォルニアなのかが不可思議なところ. 本来ワインの良さをアピールするためなら別に日本でもいい訳です. 山梨県なんてワインの名産地ですし、富士山という絶景もありますからロケ地にはぴったりです. でもわざわざ日本人4人をメインにしてカリフォルニアで撮影する意味は何か? それは間違いなく、カリフォルニアワインを日本でもっと売りたい! というのが本音でしょうね. 私は下戸なのでワインには詳しくないのですが、『サイドウェイ』を見に行った時も確かカリフォルニアワインは日本では売り上げがボジョレーヌーヴォーなどと比べても劣勢で、結構宣伝していたような記憶があります. でもあの映画も地味ですから、もちろん日本ではそんなに大ヒットせず. ならば日本映画として見せればヒットするかもと考えたのか、こういう話が持ち上がったような気がします. でもこれじゃリメイクというよりもリベンジじゃないですか? 多分このリメイク版が公開される頃にはシュワルツェネッガー知事も宣伝のために顔を出すでしょう. 髭男爵の2人も宣伝隊長として頑張られることでしょう. 映画が公開される頃までにシュワ知事の任期や「ルネッサ~ンス」ブームが続いているかどうかは分かりませんが. とにかくこのリメイク版はあまり期待できない、そんな気がします. アグ ブーツ 2015 深夜らじお@の映画館 は横道にズレた人生を送っています.