石渡Rockが炸裂! "GUILTY G

アークシステムワークスは、ミュージックイベント"GUILTY GEAR×BLAZBLUE MUSIC LIVE 2011"を、川崎CLUB CITTA'で1月22日に開催した. このイベントは、アークシステムワークスの『GUILTY GEAR(ギルティギア)』と『BLAZBLUE(ブレイブルー)』シリーズのサウンドコンポーザー・石渡太輔さんによるミュージックイベント. 『ギルティギア』や『ブレイブルー』の作品からユーザーリクエストによって選ばれた楽曲を生演奏するものだ. イベント開演前から、チケットを手にすることができた幸運なファンが川崎CLUB CITTA'に集まり、異様な盛り上がりを見せていた. 以下に、その模様をお届けする. 両タイトルの動画映像が公開されると、バンドメンバーが登場. ギター3人に加えて、ベース、ドラム、さらにキーボードとヴァイオリンの構成だ. そのヴァイオリンの音色がライブハウスに響き渡ると、『ブレイブルー』シリーズの『CONTINUUM SHIFT』がスタート. そのまま『Rebellion』、『Gluttony Fang』と続けて演奏され、観客は激しい音の洪水に飲み込まれていく. 石渡さんのサウンドをライブで再現するために集まったバンドメンバー. 壮大かつメロディアスな曲を再現するために、普通ではあまり見られないギタリスト3名というメンバー構成だ. イベントの進行は石渡さんと、『ブレイブルー』にマコト=ナナヤで出演している磯村知美さんが担当. 石渡さんは「オレが演奏するわけでもないのに、緊張しています」と笑いながら心境を語った. ソルvsカイのテーマ『noontide』が流れると、大きな歓声が. 『ギルティギア』シリーズからのファンも多数参加しているようだ. 息もつかぬまま、チップのテーマに突入する. ヴァイオリンが静かに鳴り始めると、続いてはAC版『BLAZBLUE CONTINUUM SHIFT』のED『Rubble Song』だ. ミラーボールが回り、オーディエンスとアクターを盛り立てていた. bindbirome ノエル=ヴァーミリオン役の近藤佳奈子さんは、『Stardust memory~約束の場所~』と『Love so Blue~蒼の鼓動~』を歌いあげた. 続いて参上したシシガミ=バング役の小山剛志さんは『烈風』と、原曲を影山ヒロノブさんが歌っている『お前の鉄槌に釘を打て』を披露. 中でも『烈風』は、昨年2月20日に品川ステラボールで開催されたでイベント"ぶるふぇす -SPRING RAID-(すぷりんぐれいど)"では声が出なかったということで、そのリベンジを果たすべく、熱唱していた. ノエルをイメージした蒼(あお)の衣装で姿を見せた近藤さん. 客席には、蒼いケミカルライトが揺れていた. リベンジをするべく、声を振り絞る小山さん. 普段の下ネタを連発する姿からは想像できないほど、熱いステージを展開していた. ここでライブは休憩となり、トークコーナーがスタート. 石渡さんは「『ギルティギア』はロックンロールをテーマにしていて、『ブレイブルー』はドラマ性を重視した」と曲作りの違いを披露. また、『ブレイブルー』の森利道プロデューサーが石渡さんに楽曲制作を依頼した際、石渡さんは当初、すみ分けに苦労しそうという理由で断わったのだという. ステージに上がった森さんは「近所の喫茶店に連れていき、コーヒーを飲みながら「いいから作れ! 」と説得しました(笑)」と当時の思い出を披露した. Kobe Bryant 他にも、参加者からは「『ギルティギア』で初めて作った曲は? 」という質問が上がった. 石渡さんは『ギルティギア』を専門学校時代から構想していて、楽曲もその時から徐々に作り始めていたことを告白した. 続けて、楽曲を作る際に苦労することを聞かれた石渡さんは、主人公の曲は"基準"となるので、イメージするのに毎回苦労すると答えていた. そしてコーナーの最後には、『ギルティギア』シリーズの今後について聞かれる場面も. 石渡さんは「具体的なことはまだ言えないが... 期待してもらってもいいのでは? ソラトロボ』インタビューVol.6 」と多少ぼかしながらコメントした. まだ発表できる段階ではないようだが、何かしら動いていることを思わせる発言に、会場からは悲鳴のような歓声が沸きあがった. 次のページでライブ後半を掲載.