asahi.com(朝日新聞社): 男子

バレーボールの日本男子監督として1972年ミュンヘン五輪で金メダルを獲得した日本バレーボール協会名誉顧問の松平康隆(まつだいら・やすたか)さんが、昨年12月31日、肺気腫のため東京都の病院で死去したことが5日、わかった. 81歳だった. 葬儀は近親者で営まれた. 後日、お別れの会を開く予定. 30(昭和5)年、東京都生まれ. 慶大から日本鋼管へ進み、9人制のバックセンターとして活躍した. 引退後は卓越した指導力とアイデアで、時間差攻撃やフライングレシーブなど、当時は「奇策」と言われた日本独自の技を次々に編み出した. ミュンヘン五輪ではセッターの猫田勝敏や、アタッカーの大古誠司森田淳悟ら大型選手を鍛え上げ、日本の男子団体球技としては初の快挙を成し遂げた. 79年に日本バレー協会専務理事、89年から会長. 国際大会を次々と日本に誘致し、国内リーグのプロ化を検討するなどバレー人気の拡大に手腕を発揮した. 国際バレーボール連盟副会長、日本オリンピック委員会(JOC)副会長なども歴任した. 野田政権は、新年度の暫定予算案を編成する方針を決めた. 新年度予算案の年度内成立のめどが立たないため. 暫定予算の編成は14年ぶり. 27日に閣議決定し、月内成立をめざす. 藤村修官房長官が22日の政府・民主三役会議で「編成準備に入りたい」と表明し、了承された. 新年度予算案は衆院の議決が優先される憲法の規定で、4月6日に自然成立する. 暫定予算案は4月1日から6日間分の予定. 歳出には地方交付税社会保障費などが盛り込まれ、全体で数兆円規模に上る見込み. 歳入は6日間で数百億円程度の税収しか見込めず、短期証券(FB)発行で確保する.