しずちゃん「脳の異常なし」 アマボクシン

日本アマチュアボクシング連盟は17日、大阪市内で会見し、女子ミドル級でロンドン五輪出場を目指すお笑いタレントの「しずちゃん」こと山崎静代(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)が同日受けた頭部の精密検査の結果について「脳の異常はなかった」と発表した. 週刊朝日が「2年前、頭部のMRI検査で脳に『影』が見つかっていた」と報じたことを受け、16日に東京都内でCT(コンピューター断層撮影)検査、この日大阪市の富永病院でMRI(磁気共鳴断層撮影)や脳波など約20種類の検査をした. 五輪予選を兼ねた5月の世界選手権(中国)に予定通り出場する. 会見した山崎は「私は元気です. 問題はクリアになったので、目標目指して集中して頑張ります」と笑顔で語った. 同病院の富永理事長らによると、2010年春、山崎は軽い頭痛があり、別の病院の検査で脳に影が見つかった. 数カ月間、激しい練習をやめ、再検査すると、異常はなくなったという. 富永理事長は「2年前の影が出血だったとしても、今は影もなく、異常はない. 検査は正常にクリアした」と話した. スペイン王室は17日、国王のフアン・カルロス1世の給与を7.1%減額し、年額で約27万2千ユーロ(約2600万円)とすることを明らかにした. 財政再建を進める政府は公務員の給与を年収ベースで7%程度削る方針を今月発表しており、王室も「改革の痛み」を分かち合う姿勢を示した格好だ. 王室によると、フェリペ皇太子の給与も国王と同じく7.1%削減される. 2012年の王室関連予算は前年と比べると、総額9万~10万ユーロ削られることになる. (パリ=稲田信司).