ミラノコレのメイン会場が移動へ.

イタリアファッション協会の「The Camera Nazionale della ModaItaliana」は、9月にスタートするウェメンズウェアのファッションショーは、過去4年間にわたりメイン会場となったファッション・ミラノ・センターで行わないと発表した. 協会の会長であるMarioBoselli氏は「コストが高いため、ファッション・ミラノ・センターをでショーを行うブランドは、今年の2月には半分に減少した. ミラノ市当局と、歴史的な場所でショーを開催することについて話し合いを進めている」と述べた. 第1回 空から落ちてくるモノ たいした根拠はありませんが、どうも男というのは空から何かが落ちてきたり、自分が落ちてくるシチュエーションに燃える生き物に思えるのです. たとえば、謎のペンダントをつけた女の子が落ちてきたら、その子のために軍を相手取って戦いますし、コロニーが落ちてきたら、宇宙に出て独立をかけた戦争を起こします. 隕石が落ちてきそうなら、それを破壊して世界の英雄になりたがるものです. 思うにそれは、空という本来何もないはずの場所から現れたもの、現れることへの、畏怖だったり憧憬だったり、そんな類のものなのかなあと思うのです. どうにも子どもっぽい発想ですが、これはもう男の性です. その点、女性は地に足がついている生き物と言えるかもしれません. そんなこんなで『 STARHAWK(スターホーク) 』の話です. これからしばらく、たいしてアクションゲームのうまくないアラフォーのおっさんライターが本作の魅力を語っていきますが、しばしお付き合い願えればと思います. さて、そんな自分に、ある日『 STARHAWK(スターホーク) 』パブリックβをやってみてその感想をブログにしてみないか、といった仕事の依頼が入りました. 『 STARHAWK(スターホーク) 』に関しては、週刊ファミ通の紹介記事ぐらいは目を通していましたが、正直細かい内容は知らないといった感じです. 「仕事を請けるかはさておき、まあとにかくやってみろ」と言われたので、とにかくパブリックβをダウンロードし、ログインしてみました. この時点で限りなく知識はゼロ. 恥ずかしい話、オンラインマニュアル(※(http://wepadisla.hatena.ne.jp/scej/title/starhawk/information.html)より、パブリックβ解説書をダウンロード可能)の存在すら知らなかったので、ゲームの操作方法もロクに知りません. ... 探り探り進んでいくと、どうやらオンライン対戦で"キャプチャーザフラッグ"と"チームデスマッチ"というルールが遊べることが分かりました. 名前的には、どちらもオンラインゲームにはよくあるものなので、だいたい想像はつきます. とりあえず、すぐ倒されることはなさそうな"キャプチャーザフラッグ"(旗の奪い合い)を選び、いよいよゲーム開始. まずここで、ファーストインパクトがありました. ゲームが始まると、プレイヤーは空から猛スピードで落下してくるのです! これがもう、たまらなくカッコイイ! 通常、こういった対戦型ゲームのスタートは本拠地の近くに出撃ポイントが存在し、そこから当然のように出現します. ところが本作は違う. 空から落ちてくる理由はよく分かりません. マニュアル読んでないから. でもいい. カッコイイからいい. カッコイイは正義. 地上に着陸した瞬間は、えもいわれぬ高揚感を感じました. 言うなれば、高速で空から飛来したヒーロー気分. 「待たせたなお前ら! 俺が来たからには安心だ! 」とか叫びたくなる気分です. みんな同じスタートなんですが. ヒーロー気分もつかの間、しばらくは操作方法の解明に勤しむことに. 幸いルール的にはすぐ倒されることはなさそうなので、どこかでがんばっているであろう味方には申し訳ありませんが、ゆっくりと操作に慣れていきます. この間、何やらエネルギー的なものがどんどん貯まっていくのですが、それの意味を知るのはもう少し先になります. そんなおり、ふと視界に何かが入ります. 空から落ちてくる何か. 最初はプレイヤーかなとも思いましたが、どうも違います. もっと巨大な何か. それはみるみる近づき、やがて地面にドシーンと突き刺さりました. そこにはさっきまでなかった巨大な壁が! 何だこれ何だこれ! この連載を読むような方ならば、とっくにこのシステムを知っているかもしれませんが、これが本作の目玉のひとつ"ビルド&バトル"システムです. さまざまな行動をすることで得られるエネルギーである"リフトエネルギー"を集めることで、プレイヤーはさまざまな建造物を自由に、どこにでも建てることができるのです. じつはこの"ビルド&バトル"システム、名前だけは先だって目を通していた紹介記事で知っていました. ただ、しっかり内容まで読んでいなかったので、地面にトンカンと建てるものだと勝手に誤解していたのです. だから直に目にしたときの衝撃たるや! よく見れば、そこかしこに建てっぱなしの建造物があったり、遠くでまさにいま落ちてくる建造物があったりと、風景は刻一刻と変化しています. これってゲーム的に、相当負荷のかかるシステムだと思うのですよ. だってマップの地形がどんどん変わっていて、オンラインでそれを処理しなきゃいけないんですから. 専門的なことはよく分かりませんが、どううまくやっているのか、本作ではそれらによる処理の遅さを、ほとんど感じさせません. これってじつはスゲーことなんじゃないでしょうか. そんな少しマニアックな視点はさておき、とにかく目の前に巨大建造物が落ちてきて、風景が変わることに、ワケも分からず興奮します. 何ですかねコレ. 男ってのは"ドシーン! "とか"ガシャーン! "ってモノに、本能的に高揚感を覚えてしまうのでしょうか. 自分の先輩であるほかのプレイヤーの方々は、すでにこのシステムをかなり使いこなしている様子でした. 自軍の近くに防御壁をガッツリ作り上げたり、敵陣の近くに補給基地を作ったりと、見事に戦略に組み込んでいるのです. なるほど、まさに"ビルド&バトル"システム. このあたりはちょっと、リアルタイム・ストラテジーっぽくもありますね. そのうち自分でも建てる方法を覚えると、リフトエネルギーが続く限り、意味もなく建てまくったりし始めました. もうそれだけで楽しい. ほかのプレイヤーにしてみれば、何でアイツはあんなマップの隅っこで建造物を建てまくってるんだろうかと不気味に思ったかもしれません. そんなこんなで、闇雲にいろいろ建てまくっていたら、やがてとんでもないモノが落ちてきました. 目の前にゲージと共に落ちてきた巨大なモノ. 俺が乗るのを待ち構えているかのように鎮座するそれは、"ホーク"と呼ばれるモノでした. 「ロ、ロ、ロ、ロボットだーーーっ! ! ! ! 」 ということで、次回はお待ちかね、男の本能に訴える"ガシャーン! "なメカたちの魅力に迫っていきたいと思います. あ、ちなみに2012年2月22日からは、パブリックβ版がPlayStation Networkのユーザーに向けて配信されるので、興味を持った方はぜひPlayStation Storeからダウンロードしてみてください. 記事を読むだけでは味わえない、本作の魅力に直に触れられるチャンスですよ! また、「プレコミュ」の公式グループ、「オフィシャルSTARHAWKer」内のトピック(http://commu.jp.playstation.com/group/wall/response/list/?gid=878&groupThreadId=2592&pageNo=1)にて、Twitterでのおもしろシーンを募集中. おいしいネタは当連載でも紹介させてもらいますので、ぜひご応募ください. PROFILE ババダイチ 週刊ファミ通でクロスレビュアーも務めるフリーライター. ゲームは全般的に遊ぶが、うまいというわけではない. 好きな落下物は小惑星探査機. STARHAWK(スターホーク) メーカー ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン 対応機種 プレイステーション3 発売日 2012年5月10日発売予定 価格 価格未定 ジャンル アクション・シューティング / SF・戦争 備考 PlayStation Network対応 (C)Sony Computer Entertainment America LLC. ※画面は開発中のものです.