マードック氏、英紙経営陣から退任 事業売

世界的な米メディア企業ニューズ社を率いるルパート・マードック氏が、英大衆紙サンなどを発行するニューズ・インターナショナル社や、英高級紙タイムズの経営陣から退いたことが明らかになった. 英メディアが22日、社内メールの内容として一斉に報じた. ニューズ社は6月、新聞・出版と、テレビなどの娯楽部門を分社化する方針を発表. 同社広報担当は今回の退任を、分社化に伴う整理と説明. マードック氏が分割後の2社の会長職にはとどまるとしている. 東京消防庁出初め式が6日、東京都江東区東京ビッグサイトであった. 大規模地震を想定し、同庁職員や消防団員ら約2700人と、計約140の消防車両やヘリ、消防艇が消火や救助などの訓練に臨んだ. 昨年の東日本大震災を受け、今回のテーマは「絆の力で『災害への備え 地域の連携』」. 消防団員と近隣住民、災害時支援ボランティアらが協力し、建物火災の消火訓練をした. 町火消しの伝統を受け継ぐ江戸消防記念会のメンバーがはしご乗りを披露し、「東北がんばれ」との垂れ幕を見せると、会場から歓声が上がった. 長崎の夏の伝統行事「精霊(しょうろう)流し」が15日、長崎市など各地であった. 初盆を迎えた故人の霊を船に乗せて西方浄土へ送り出す行事. 暗くなった街中にちょうちんの明かりがともり、激しい爆竹の音と火薬のにおいに包まれた. 2隻が連なる大きな船や子どもの遺影を掲げた小さな船、大漁旗千羽鶴で飾りつけた船など、亡き人をしのんで工夫を凝らした船が街中を華やかに進んだ.