もしもの時の備蓄メニューは 大人1週間分

農林水産省は、大規模災害時に一般家庭で必要な食料を例示した「備蓄ガイド」の案をまとめた. 大人1人が1週間分をまかなえる食材や食品を挙げ、1週間分の食事の献立例もつくった. 10日までインターネット上で意見を募り、1月下旬に冊子にまとめる. 冊子は自治体を通じて配る. 南海トラフ巨大地震の対策を検討する国の有識者会議は、1週間分以上の備蓄を各家庭に要請. 農水省案は、大人1人の1週間分の必須量として水21リットルや米675グラム、レトルトご飯7パック、缶詰11缶などを挙げた. 野菜や調味料など14種類を加えた食材で作る21食分の献立も紹介. 調理に必要なカセットコンロやガスボンベを含め、すべてそろえるには約1万円かかるという. 担当者は「普段の生活の延長で備蓄を考えてもらうよう、いつも食べられているものを中心に選んだ. 日ごろの消費分を少し多めに補充するよう心がけてほしい」と話している. (木原貴之). 小泉純一郎元首相(71)は12日、日本記者クラブで会見し、「首相が決断すればできる権力、それが原発ゼロの決断だ」と安倍晋三首相に原発即時ゼロの方針を打ち出すよう迫った. 原発再稼働や核燃料サイクルに反対の立場を表明. 世論の支持が広がれば、安倍政権が原発政策をまとめる上で、無視できなくなりそうだ. 脱原発「道筋語って」小泉元首相の会見全文 小泉氏は会見で、原発ゼロの時期について「即ゼロがいい」と明言した. 原発の再稼働については「そんなに多くは再稼働できないだろう. しかも、再稼働するとまた核のごみも増えていく」と反対の立場を鮮明にした. 核燃料サイクル政策について「どうせ将来やめるんだったら今やめた方がいい」と中止を求めた. 原発をめぐる今の政治状況について「野党は全部原発ゼロに賛成だ. 自民党の賛否は半々だと思っている」との見方を示した. そのうえで、「首相が決断すれば、反対論者も黙る」と強調. 「結局、首相の判断力、洞察力の問題だ」と述べた.

2015年1月に任期満了となる宮崎県知事選に、現職の河野俊嗣知事(49)が27日、再選をめざして無所属で立候補すると表明した. 県議会の一般質問に答えた. 次期知事選への立候補表明は、前民主党衆院議員の川村秀三郎氏(64)に続いて2人目.